戻る戻る

11月29日(日) ni-bo- さん 葉山 ボート 中潮
2009-11-29 19:10:00 Sun
今回の釣果の一部デス 今回の釣果の一部の料理の一部デス

「イナダロングラン」との情報が入った。
と言うか又釣れ出したと言った方が良いかもしれない。
黒潮が千葉県の沖をかすめるまで接近しているのでその影響もあるのかもしれないが、11月も半ばを過ぎてのこの情報はもったいないとばかりに釣友の「O 先生」を誘って葉山へボート釣りに行ってきた。

小○ボートは青物の釣り客やら、カワハギやら、アオリイカ狙いのお客で大忙しの様で、前もって予約をしていないお客さんはお断りしているみたいだ。

およそ40艘ほどあるボートは全て出船しそうな勢いなのだ。
受付開始が6:30なのでその時間に合わせて行ったのだが27番目の札だった。
皆さんいったい何時に来ているのだろう?

今日は人数が多いので2艘の船で曳いているのだがそれでも2番目の最後尾だ。
やっと順番が来て曳船で青物の釣り場に着いた。
早く釣りしたいのにそこからイナダのポイントまではもうしばらく漕がなければならない。
いくら回遊魚といえどもメジナ等と一緒で数が釣れるポイントがある。
沖の高根の周りでエサの小魚が豊富な所、且つ潮通しの良い所がポイントだ。

最初に釣り始めたポイントは今年の釣り初めに良型のアジを何匹か釣った所。
割島の西に50m程の所の沖根の上だ。
しかしエサはすぐに取られるもののイナダは全く来ない。
少し沖で釣っているボートの様子を見ると続けてイナダを上げている。

そこは前回釣った辺り、テゴ島の南西80m付近。
「やっぱりあそこがポイントだべ」とこのアジポイントをすぐにあきらめ急いで漕ぎ出す。
この見切りの良さと移動の素早さはもう手馴れたものだ。(笑)

ポイントに着いてすぐに「O 先生」にアタリがあった。
一匹目なので慎重にと、タモ入れを手伝っていると私にもアタリがありダブルヒット。
40cmを超えた丸々とした良いイナダだ、これがここでのアベレージサイズってとこか。
やはり青物はポイントが大事!と改めて思った次第だ。

「O 先生」に魚の絞め方を伝授してもう一度仕掛けをおろそうと見るとずいぶん沖に来ているではないか。
「ありゃ〜またやっちまった。沖に流されてますよー」
「アンカーのロープが短かかったのかい?」
「違います、巻き上げが面倒なので途中でロープを結んでいたのでアンカーが上手く効いていなかった様です」
ともう一度さっきのポイントまで漕いで仕切り直しになってしまった。
やはりズボラを掻いてはいけないと改めて反省。

「釣れている時に手返し良く!」がたくさん釣るための基本なのに大失敗。
私の悪い癖は1匹釣るまでは真剣なのだが1匹釣ってしまうと直ぐに気が緩みのんびりになってしまうのだ。
もっと貪欲でなくては数は釣れないよね。

だが今日は食いが良いみたいで移動後も仕掛けをいれると直ぐに「グン」という引きでイナダが掛かった。
イナダの引きは下に下に「グイグイ」と引いていくのでソーダの引きとは明らかに違う。
小気味良い引きと重量感はたまらない。
使っている竿も多少ライトなので大きく曲がって、好い感じだ。
これは病みつきになってしまうのだ。
又ウキ釣りのアタリの取り方と違いある程度向こう合わせの感はあるが、食わせた後少しそのままにしておくと「ググ・・・・グーーーツ」と竿を曲げてくれるのでこれが又たまらないのだ。

途中面白い光景を見た。
プラカゴにアミエサを入れる時にこぼれ落ちたコマセに5〜6匹のイナダが2〜3の群れで食いに上がってきていたのだ。
上から2m位の所でアミエサをゆっくり食っているのだ。
ソーダの様にすごいスピードで食うのかと思っていたのだが違った。
ゆっくり、ゆっくり食っている。

ただそこに仕掛けをそっと入れたのだが針に着いたエサには食い付かない。
なぜだろう?
その後に今日のタナ(上から18m〜20m)に仕掛けを入れると直ぐ釣れる。
もしかしたら其処にはもっとたくさんのイナダがいて争ってエサを食っているのかも?
う〜ん、わからない。

その後6匹程釣った所で「あまりたくさん釣っても食べきれないから、アジのポイントへ行こうよ」
と「O 先生」が言うので前回アジを釣ったポイントへ移動する事にした。

面白いことにアジのポイントではイナダはおろかソーダすら釣れなかった。
やはり「魚の道」という物が有るのだと改めて思ったのだった。
そのポイントでは「アジ」と「めじな」を何匹か釣り、納竿とした。

「今回で今年の青物は終わり?」
「いやいやもう一度あるかも」
などと話しながら帰途に着いたのだった。

その後美味しく頂いた事は言うまでも有りませんでした。

<今回のタックル>
竿:  ゴクエボリューション タイ五目用 60号負荷―L=1900
リール:okuma タイタニック200
ライン:PEライン 3号150M
ハリス:トヨフロンスーパーL 4号 3m
ハリ :伊勢尼 9号 2本針

<今日の反省>
釣れている時に手返し良く釣る。
これをこの次の課題にしよう。そうすればもっとたくさん釣れるかも?


戻る戻る

ホームへ戻る