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10月12日(月) ni-bo- さん 葉山 ボート 小潮
2009-10-17 16:52:46 Sat
今回の釣果の一部デス お刺身となめろうデス

台風明けの食いを狙って葉山へボート釣りに行ってきた。
一緒に行ったのは 「O先生」、会社の上司の「MO さん」、それと建具屋さんの専務の「オザワさん」。
このメンバーはシルバーウィークの時と同じなのだ。
前回は「貸しボートの利用の仕方」のレポートだったので今回はすこ〜し釣りに関して書こうと思う。

しかし台風18号は凄かった。
ボート屋さんに付くとガレキの小山があった。
ボートの破片や、大きな木の根っこ、その他いろんな物が公衆トイレの脇に山積みになっていた。
ボート屋のおじちゃんが言うには「こんなに凄かったのは30年ぶりだよ。なんたってあの便所の所まで波がきていたからな〜。ボート小屋が流されちゃうんじゃないかと心配だったよ。」との事。
「小○ボート」を利用した事のある方なら「ほんとー?あそこまで。」と思うだろう。
台風の翌日と翌々日は海岸の清掃やら、方付けやら、ボートの修理等で大変だったらしい。

我々釣り師はのん気なものだ。
「荒れ後のバカ食いがないかな?」とか「台風と一緒に魚もどっかに行ってしまったらどうしよう。」とか釣りの事しか考えていないものね。

当日(10月12日)は海も全くの凪でまさに「ボート日和」ってやつ。
曳き舟してもらい青物のポイントに着く。
今日は朝一で「アジ」を狙おうと一番沖の「テゴ島」の30M 程沖にボートを留めて釣り始めた。
高根を少しはずした水深約23M の所。
ここは大体27M〜28M位が根の先の砂地の深さなのでちょこっと根に掛かっている場所だ。
仕掛けは自作のサビキ。
幹糸、ハリス共に3号なのだ。
市販の物だと「ハリスは2号」が多いのでイナダが掛かると切れてしまうのだ。
針はアジの10号。これにサバ皮を一緒に結んで4本針でサビキを作る。
針が多いと狭いボートの中では非常に使い難いのだ。

下の針2本にオキアミも付けて釣り開始。
少しすると「ぐぐっ」と重くなった。
アジっぽい当たりなので追い食いをさせて釣りあげて見ると15cm位のアジが2匹掛かっていた。
アジはオキアミが付いていた針とサバ皮だけの針の両方に掛かっていたのでこれはオキアミ無しでも食いが良いと判断して、手返し重視でサビキだけで釣り出す。
さらに続けて2匹釣れたが、そのあと少し良い引きだと上げてみると25cm位のサバが一荷で掛かってしまった。

こうなるとこの釣り場はお手上げだ。
アジの数よりサバの方が圧倒的に多いためか、どのタナでやろうがサバが釣れてしまうのだ。
仕方なく移動することにした。
もう少し上手になればこの様な時でもアジを釣る事が出来るのだろう。

次は「思い切って深場でやろう。」とテゴ島から南西に100M位沖で釣りだした。
狙いはイナダだ。
水深は30M、「でかいのがくるかな?」とワクワクだ。
が、今度は一向にエサがなくならない。
これならマダイが居るかも?と仕掛けを換えて1時間ほど粘るがダメ。
一緒に乗っていた「O 先生」の仕掛けにも反応無し。
先生に悪いのでもう一度さっきの場所に戻ってアジ狙いとした。

しかし相変わらず「サバの嵐」
「困ったな〜今日はアジが3匹だけだよ〜」と「O 先生」も困り顔。
少し離れた所でやっていた「MO さん」達に電話をしてみると「こっちは今しがたイナダが食い出したよ。オザワさんとひとつずつ釣れた。ソーダも回ってきてるよ」との事。
「なんですと〜!こうしては居られない」とせっせと漕ぎ出す。

「あまり近くでも釣り難いのでこの辺でどう?それに青物だものこっちにも来るよ。」と「O 先生」
「そうですね、ではここで」とアンカーを下ろして釣り始める。
さっきの位置より北西に80Mくらい戻った所だ。
つまり「テゴ島の南西沖20M位の所」
ここは殆んど根の上なのだ。

仕掛けは プラカゴに錘25号、天秤40cm、ハリスは4号2M に 途中30cmの枝ハリスの2本針、ハリは伊勢尼 9号とした。

水深は21M。
下から5〜6Mの所ですぐさま良い引き。
釣れたのは38〜39cmのイナダだ。
イナダと呼ぶには少し恥ずかしいがこう呼ばして下さい。
続けてもう一匹来た。
その次はかなり良い引きだったがあと少しでハリが外れてしまい「バラシ」。
飲まれても切れる事がないのであまり早合わせはしない方がよいと痛感した。
それからは「ソーダ祭り」
37cmの良型を頭に入れ食い。
今日は「ヒラソーダ」と「マンダラ(マルソーダの事・腰越ではそう呼ぶ)」が5:5の割合か。

又会社の仲間が「私の田舎ではマルをズケにして食べていたので、マルが釣れたら逃がさないで持ってきて下さいよ」と言うものだから遠慮なしに釣ってしまいクーラー満杯になってしまった。
普段はソーダが3〜4匹釣れたら別の魚を釣ろうとしていたので久しぶりに釣りまくったって気がした。

イナダはその後は釣る事は出来なかったが仕方がない。
「昨日はここでイナダがいっぱい釣れましたが今日は全くダメでした」と近くで釣っていた方が話していたから。
やはりその日の天候、潮、場所、時間他、釣りにはこれが絶対と言う事はないと改めて思ったのだった。

釣ったイナダはお刺身とバターでムニエル、ソーダはお刺身、なめろう、味噌付けで焼き魚、アジはもちろんお刺身と色々な料理で食べる事が出来た。
あっとそうそう「めじな」の25cm位のを2匹釣ったので次男坊の大好きなカルパッチョにした事も付け加えておかなくてはいけなかったのだ。
こうした美味しい料理を食べることが出来るのもやはり釣り師の特権だな〜釣りをしていてよかったな〜と改めて思うのであった。(魚が大好きなもので(^^)v)

<今回のタックル>
竿:  ゴクエボリューション タイ五目用 60号負荷―L=1900
リール:okuma タイタニック200
ライン:PEライン 3号150M
ハリス:トヨフロンスーパーL 4号 
ハリ :アジ・イサキ10号


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