6月20日(土) | ni-bo- さん | 金田湾ボート | 中潮 | ||||||
2009-06-21 16:58:35 Sun
某提でのアジ狙いは貧果、先週のボートでのアジはボウズ、と、ここの所本命にすっかりフラレっぱなしの為たまには本命をしっかり釣ってもう一度流れを掴もうと「本命GETT釣行計画」を立てたのだ。 本命でフラれないのはやっぱし「シロギス」しかない。 「キスなら金田湾だべ」ということで葉山を通り越してはるばる金田湾まで行ってきた。 別に葉山でも充分なのだが、どうも風向きが朝から南ッポイので一日やるなら東京湾側がベストだろうということなのだ。 一緒に行ったのは会社の下請け業者の「ハシモトくん」。 彼とは以前も「あぶつりボート」でシロギスを一緒に釣ったことのある「ボート仲間」の一人である。 天然ボケ?のユニークな奴だ。 自宅を朝5時10分過ぎに出発、金田湾へ向かう。 コースは「逗葉新道」〜「横横道路」で終点「佐原」で降りて約20分、ところが「佐原」が延長されていて「馬堀海岸」まで延びていた。 「ハシモトくん」一気に「馬堀」へ向かう。 「ん〜?」と思っていたがここは詳しそうだったので黙っていたら「間違えてこんな遠くまで来てしまいました〜」と其処からぐるっと遠回りして金田湾まで40分以上掛かってしまったのだ。 やはり彼の天然は健在だ(笑)。 今回の釣りにも先日購入した魚探を使った。 「キス釣りに魚探?」と思われるかも知れないがこの魚探が結構楽しい。 先週「einさん」と行った時は高根を探す為に使ったのだが絶えず「ピーピー」と音がしていた。 魚を感知した時の「フィッシュアラーム」の故障かと思っていたのだが今回は「アラーム音」はしない。 漕いでいて魚探に魚の群れらしき物が現れた時「ピーピー」と鳴ったのだ。 するとボートのすぐ脇でイワシのナブラがあった。 故障ではなかった。 今思い出してみると先週は海の中はイワシだらけだったような気がするし、高根には絶えず「魚影」が写っていた為「フイッシュアラーム」がいつも鳴っていたのだ。 でもその魚影は殆んどが「スズメダイ」だったけれど。(笑) キスは大きな群れで居る訳ではないので魚探に反応は映らないが、今自分がいる所が砂地か根の上かは分かるし、「多少根が砂地に点々としている所の方が大きいのが釣れる」と私のボート釣りのバイブル誌「釣れる!海のボート釣り」(辰巳出版)に書いてあったのだ。(笑) 事実その様な場所で釣れたキスやメゴチのサイズは一回り大きかった。 さらに砂地でもカケ上がりが分かるのでその場所で試してみたら確かによく釣れた。 今まではあの広い海で漠然とアンカーを卸して釣って居たのだがこれは素晴らしいと感動してしまった。 「ハシモトくん」も「これは一日見ていても飽きませんよ」と相当興味を持ったようだった。 キスの方もそういうわけで結構釣れた。 ただアタリの数だけ釣れてくるわけではないのが今回の課題となったのだ。 というのも一投ごとに必ずアタリはあるが合わせても上手く掛からないのだ。 「キスはサビいてこないと釣れない。ほっておくとメゴチに化けてしまう」と言う事は皆さんもご存知かと思うのだが。 TVの釣り番組でキスの投げ釣りを見ていると殆んど合わせてはいない。 ゆっくりサビいているだけなのだが上手く掛かっている、しかも何匹もだ。 ここはキスも居るがメゴチが非常に多い所なので少し早目にサビくのだが「ククツ」と来て合わせても針に掛かってこないのだ。 まあ出来ればあまり小さいキスは釣りたくないので針も「キス針の10号」を使っていることもあるかと思うのだが、それにしてもやはり難しい。 あまりゆっくりサビくとメゴチ、早すぎると掛からない、掛かっても追い食いさせようと少しそのままにしておくとキスとメゴチの一荷、と言う訳で難しいのだ。 (誰か名人さん教えてくださ〜い)でもメゴチも天婦羅にするとすごく美味いのだけれどもね。 アタリの数だけ釣れれば束釣り(100匹)以上は簡単な程魚は濃いところだ。 但し17〜18cm位の食べ頃サイズ(天婦羅サイズ)、を釣るにはやはりポイントを熟知する必要はあると思うが。 そんな訳で今回は絶対本命にフラれない「シロギス」釣りをしたのだがこれからの時期さらにキスは釣れるだろう、それにカワハギも釣りたいし、青物の時期になったら「ボートでワラサ!」を狙ってみようなどと思っている私でございます。 魚探をもう少し使いこなせれば今まで以上の釣果が得られるのかも?(少し甘いですね)なんて思っておりまする。 今年はボート釣りの面白さにさらにハマリそうな気がするのだった。 <今回のタックル> 竿: キス用クロスバージ ライトタックル船 1.8M 錘負荷10号 リール:シマノ エアノスXT 2000 ライン:PEライン 2号150M ハリス:1.5号(幹糸共) ハリ:オーナ キス競技用 10号 |