3月16日(日) | ゆうけい さん | 三宅島三本岳マカド根チャカ場 | 若潮 | ||||
2008-04-03 10:59:34 Thu
この日は久々に天候が回復し、また例年ですと巨グレシーズン真っ只中(もちろん石鯛シーズン突入)ということでかなりの人数が渡船することとなりました。 我々住吉丸部隊はおおむね10数名と通常の?混雑具合でそのほか、成栄丸、北洋丸、光明丸も三本岳を目指しており、総勢40名ほどとなりました。 (みなさん気が付いているでしょうが)我々夕景チームは海況予報や漁師さんからの情報に基づいて、潮が西方向から流入しているときは、まずエビ根渡船を優先させます。 この日も人数的にお客さんも6名だったので、エビ根の真ん中に下りる予定でした。 しかし、予想に反して、間の根を通過すると、エビ根の尻尾の後方に波が立っています。 これは潮が北〜西に抜けている証拠で、穴に吸い込んでいる状況です。 これでは真ん中で6名で巨グレを狙うのは無理です。 この場合の選択の余地はありません!既に青根、大根、間の根は通過しているわけですから、いつものパターンでマカド根に大人数が下ります。 もちろん我々もです。 まず、石鯛師がテラス、本場井戸、丸山下に陣取ります。 そして他宿の上物師が平根向かいに入りました。 我々夕景チームはチャカ場付近、エビ根を正面に見て一列に並んで釣座を取りました。 潮は完全なケンミ(潮裏)で平根向かいから北方向に向けて流れる本流の引かれ潮で三宅島本島側に引っ張られます。 この潮の角度によって食ったり、餌も取らなくなるわけですが、早朝は引かれ潮が緩かったので、磯際も沖も両方攻められる状態でした。 まず、一番平根寄りに釣座を構えたお客さんが50cm級をゲット! 私の釣座は目の前が湧昇流が湧き返していたので、磯際を攻めることししました。 1投目、際掛かり…ハリスを詰めました。 2投目、際掛かり…さらにハリスを詰めました。 3投目、やっと仕掛が綺麗に馴染んだと思った矢先に、ベールが弾かれるほどのアタリが来ました。 すぐに60cm級の尾長だと確信し、道糸6号、ハリス12号、針グレ13号というハードタックルを信じて、無理やり巻き取ります。 リールが軋んでも、竿が根元から曲がっても、ひたすら引っ張ります。 そうしないと、根ズレですぐに飛んでしまいます。 こうして上がってきた尾長は61cmの久々の大型メジナでした。 この後は、何回やってもイスズミ、ワカシ連発でした。 また、潮の向きが変わってからは餌も獲らず午前中での撤収となりました。 とにかく、巨グレを仕留めるためには、掛かったときにバラさないタックルを組むことが大事です。 せっかく掛けたのにバラしてしまう姿を良く見かけます。 もったいないので、チャンスを確実にものにするために道糸5号以上、ハリス8号以上をお勧めしています。 |